2012-03-22

「カーネーション」糸子とだんじり祭り

三姉妹が揃うとドラマが弾む。
たくさんの登場人物が小原家に集結するだんじり祭りのシーンはふっくらと賑やか。
小原家を慕う客人たち、成功した娘たち、可愛らしい孫・ひ孫たちに囲まれて、だんじりの夜の糸子はいつも幸福そうである。

今年はジョニーとナナコと直子の結婚パーティにいた荒木経惟風の人が来ていた。誰だ。やっぱりアラーキーなのか?
ジョニーは直子と同世代だから60歳前後か。ジュリーなのやらカールスモーキー石井なのやらますますモデルが何者かわからない風貌に。
我らがミッキーも来ていて、聡子と一緒に台所の手伝いをしていた。ミッキー健在で一安心。

昨日、気を揉ませた奈津の件もあっさり解決。
二日前に退院していたとのこと。
奈津の連絡先を病院で聞き出そうとして婦長と言い合いになる糸子。
昔と違って今は個人情報云々、奈津の住所如きが小難しくなって云々と憎々しげに言っていたが、医療関係者の患者の情報の守秘義務はこの時代に始まったことではないので、これは単に糸子の老いと昔ながらの世間知らずを伝えるエピソードであろう。

奈津は地元に身内がいないのかもしれないが、八重子とは連絡をとっていたようだから、八重子の息子たちに聞いたら何かわかるかもしれない。
それとも安岡家も岸和田と一切の縁を切ってしまったのだろうか。
いや、空白の12年の間に小原家の方が古い知人や親戚と断絶してしまったのだろうか。
だんじりの日には遠くからも人が集まってくるのだから、仮に岸和田から皆出ていってしまったとしても、昔の縁のある人が誰か遊びにきてもよさそうなものだ。

婦長と糸子の対決が始まるか始まらないかのうちに、尻に帆かけてさっさと逃げ出す辰巳琢郎院長。
観葉植物の陰に隠れて竜虎相搏つ様子をこっそり覗いていたが、患者たちからキャーキャー言われるイケメン院長の設定なんだから目立って仕方ないよね。あっという間に入院患者に噂が広まりそうだ。

今日は糸子と孝枝と浩二のコンビネーションがかなりいい感じ。
最初の頃のぎくしゃくした気まずい感じがなくて、テンポも快調。
ところで、元金券ショップのお兄さんは何の担当なんだろう。
孝枝が糸子のスケジュールを管理する秘書的な役割を担当していて、今、事務・経理は誰がみているのかも気になる。もう一人の女性だろうか?

ところで、思わせぶりに映し出されるニットキャップの入院患者の謎はそろそろ明かされるのだろうか。
まるっきり新しい登場人物なのか、あるいは昔の知り合いと関係のある人なのか。

ここまでのところ、奈津以外にオノマチ時代の知り合いや親戚は一切登場していない。
過去と糸子を繋ぐのは、誰々が死んだ誰々も死んだ的な台詞とリビングに飾ってある写真だけ。
もし、岸和田に昔の知り合いの係累がいるのなら、なんらかの形で糸子とコンタクトをとりそうなものだ。
となると、ニットキャップの彼女は、夏木糸子編になってからやけに関係の深さを強調している北村、もしくは一切話題が出てこない周防の関係者のような気がするのである。

北村の家には女性が一人もいないという設定だったような記憶があるので、周防の娘か孫娘という可能性も。
いや、でも、周防一家は妻が亡くなってから長崎に帰ったんだよねえ。今ごろになって岸和田で入院しているのも不自然か。

だけど、もしも彼女が周防の関係者であれば、「父はあなたの写真をいつも持ち歩いていました」とか「母はあなたを許していました」とか「祖父は機嫌が良いとあなたの若い頃の話をよく聞かせてくれたものです」といった台詞で、糸子と周防の関係をキレイにまとめてくるような気がするのである。

というわけで、この予想が当たるかハズれるか、明日の放送を楽しみに待ちたい。
今日の回の最後に彼女のアップを映しておいて、結局ドラマの進行にまったく関わらない人物だったら、逆に面白いぞう。【み】