2012-02-08

「クイズ☆タレント名鑑」ニワトリ兄さん大人気の巻

クイズ☆タレント名鑑」2012年2月5日の企画は「モノマネされるまで帰れません!バスツアー」。
無論、テレビ朝日の「お試しかっ!」の人気企画「全て当てるまで帰れま10」のパロディなわけだが、実際は「~まで帰れま」の部分のフレーズを借りているだけと言ってもよいだろう。

我が家のレコーダに表示されていたEPGによると内容はこちら。

「モノマネされるまで帰れません!バスツアー」街頭インタビューでモノマネが出たら本人がサプライズ登場!芸人、タレント、ヒーロー、アニメ…二度と見れない超異色対決!

さあ、皆さん、この文章を読んでどんなメンバーが挑戦すると思いますか。
「芸人、タレント」は、まあいろいろ想像できますわな。
「ヒーロー」といったら、ウルトラマンとか仮面ライダーとか戦隊モノを予想するじゃないですか。たとえば藤岡弘、とかね。
「アニメ」なら声優やアニソン歌手かな? この手の番組に気軽に出演してくれる水木一郎アニキなら「ズゥエーーット!」というキメ台詞があるから一般人でもモノマネしやすそう。

……といったような予想をした皆さん、「タレント名鑑」はそんなありふれたバラエティじゃないわけですよ。
まずはバスツアーの参加者を五十音順に見ていただきましょうかね。

  • 阿藤快
  • あやまんJAPAN
  • 春日俊彰(オードリー)
  • 桂三度(世界のナベアツ)
  • 具志堅用高
  • クロちゃん(安田大サーカス)
  • 小島よしお
  • ショッカー
  • 林家パー子
  • ボビー・オロゴン
  • もう中学生
  • 矢島晶子
  • ニワトリ

まあ、「芸人、タレント」と「アニメ」のカテゴリは特に問題なさそうだ。
阿藤「なんだかなあ」、あやまん「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」、春日「トゥース」、三度「3の倍数でアホになる」、具志堅「ちょっちゅね~」、クロちゃん「クロちゃんです、ワワワワー」、小島よしお「そんなの関係ねえ」、もう中「タメになったねえ」…といった具合に、それぞれ定番のフレーズやネタがあるから大丈夫。
ボビーは低い声でぶっきらぼうに「ナーンダヨオ、オレ知ーラナイヨオ」的なことを言うモノマネが世間に認知されていると思われるので心配なし。
そして、アニメ枠は「クレヨンしんちゃん」のしんのすけの声を担当している声優・矢島晶子。

ただし、若干気になるのは林家パー子である。
彼女は芸人だが、バラエティ番組では夫の林家ペーとセットで登場するのが通例。ペーがダジャレを言ったり有名人の誕生日を暗誦するたびに甲高い声で「キャーッ」とか「ハーッハーッハーッ」とか大笑いして存在感をアピールすることで有名な人。
ペーならともかくパー子のモノマネをする人が果たして街頭インタビューで見つかるかどうか。

いや、パー子さんのマネをする人がいようがいまいがどうでもいいんだ。問題はそこじゃないんだよ。おい、ショッカーってなんなんだ。
ショッカーの扮装をした男性が「イーッ」と言うだけなのだが、この人は本当にショッカーなのか。というかそもそも「ショッカー」というのは団体名じゃん。全身黒タイツでイーイー叫んでいる戦いに弱いあの人達の呼び名は「ショッカーの戦闘員」だよ。

あっ、もしや、これがヒーロー枠か!
いやいや、ショッカーの戦闘員はどう見てもヒーローじゃないだろう。
それにこのバスツアーに参加しているのは、単に「ヒーロー番組の脇役っぽいコスプレをしている人」でしかないじゃないか。
実際に戦闘員として「仮面ライダー」に出演していた俳優ならともかく、中身の顔も名前も明かされないという雑な扱い。「タレント名鑑」ヒドさ炸裂である。いい意味で。

しかし、何者かもわからぬショッカーもどきをバスツアーに参加させるという荒技を軽々と凌駕するのがニワトリであろう。
だいたいゴールデンタイムのゲストがニワトリってなんなのよ。
「CMで人気の」でもなければ「有名人の○○さんが飼ってる」でもなく、ただニワトリ。小島よしおの足をコツコツつつくような普通のニワトリなのである。ありえない。いい意味で。

で、肝心のバスツアーなのだが、まず渋谷、浅草で街頭インタビューを行い、朝の渋谷でまず最初にモノマネされたのがオードリー・春日。
インタビュー担当の桝田アナがモノマネをした女性二人と話しているところに、後ろからこっそり春日が近づいてきて「トゥース!」。ビックリする女性達。
「本物の春日ですよ」「まさか春日に会えるとは今日起きた時思わなかっただろ?」そして去り際に「バーイ」。
オードリーの漫才でのボケ台詞がことごとくハマるという奇跡の状況である。

渋谷・浅草と回って4人が抜けたところで、以前放送された「ギャグされるまで帰れません!バスツアー」でも活躍した「クラーク記念国際高等学校」でのチャンスステージに突入。
ここはテロップによれば「前回5人の帰宅者を出したひょうきん者が集まる高校」。
チャンスステージの舞台は前回同様、お笑い好きで目立ちたがりの元気のいい芸達者な子がやたらとたくさんいる謎のクラスで行われた。

ここであやまんJAPANとボビーがモノマネされ、ご本人登場で教室はいよいよ熱狂の坩堝に。
そして、続いてマネされたのはニワトリ。どういうわけかより一層盛り上がる生徒達。
それをバスのモニタで見ながら、ニワトリに負けてガックリする小島よしお。実は小島は「ギャグされるまで帰れません!バスツアー」の街頭インタビューで一番多くの人にギャグをされた男なのだ。
一方、教室ではいよいよご本人登場というところで、生徒達はさらに盛り上がる(人じゃないけど)。ナレーターの銀河万丈に「ニワトリでも盛り上がるいよいよクレージーなこのクラス」なんてサラっとヒドイことを言わせたところで、ご本人登場(人じゃないけど)。
といっても、ただ教室でニワトリが歩くだけなんだよ。別に暴れもせずただニワトリ、淡々とニワトリ。「ニワトリさん モノマネをされたのでご帰宅です」というテロップが可笑しい。

なお、この後のTBSでのステージは街の一般人ではなく本職のコロッケにインタビューしてモノマネしてもらうという趣向。
コロッケはニワトリのマネも得意なので、それに合わせてニワトリをわざわざキャスティングしたのかもしれない。

ちなみに今回のツアーの結果は以下の通り。

  1. 第1ステージ(渋谷):春日俊彰→矢島晶子→クロちゃん→具志堅用高
  2. 第2ステージ(浅草):桂三度→阿藤快
  3. チャンスステージ(クラーク記念国際高等学校):あやまんJAPAN→ボビー・オロゴン→林家パー子
  4. チャンスステージ(TBS/コロッケ):ショッカー
  5. 第5ステージ(新橋):小島よしお

敗者:もう中学生


ニワトリが先に抜けてから、小島がニワトリのことを「ニワトリ兄さん」と呼び始めたのがとても面白かったのだが、もしや、ニワトリ兄さんではなくニワトリ姉さんではなかろうか。
オンドリにしてはトサカもクチバシの下のブラブラも小さい気がする。

皆さん、ニワトリのアゴのブラブラの名称を知ってますか?
検索してみたら「肉髯(にくぜん)」あるいは「肉垂れ」というんだって。
タメになるねえ〜、タメになったねえ〜(©もう中学生)。

ところで、ひょうきん者揃いのクラーク高校、ありとあらゆるモノマネが披露されていたが、その中で「年末ジャンボ宝くじのCMの西田敏行」というレアなモノマネをした少年に10点差し上げる。【み】